野党候補者一本化に関し、重ねてお願いFAX

立憲民主党 御中

日本共産党 御中

日本共産党東京都委員会 御中

 

衆議院選挙東京 8 区 野党候補者一本化に関し、重ねてお願い申し上げます

 

 日々のご活動に敬意を表します。

 

 私ども、自由と平和のために行動する議員と市民の会@杉並(以下、@杉並)は、安保法制廃止、立憲主義を取り戻す為に、2015 年 12 月より、超党派の議員 17 名と市民が一緒に活動する市民団体です。7 回連続当選の石原伸晃氏を倒す為に、衆議院選挙における市民と野党の統一候補擁立を求め、4 度の円卓会議を開催し、候補予定者には「市民と候補予定者の共通政策」へ合意署名をいただき、その後も何度も御党へは要請に伺っております。

 

 昨日10月6日はセシオン杉並ホールにて、候補予定者である共産党 おさない史子さん、立憲民主党 吉田はるみさん、そして共産党 吉良よし子参議院議員、民進党 小川敏夫参議院議員、社民党 市来とも子杉並区議会議員にもご参加頂き、市民との集会を行いました。

 参加者からは、この日までに候補者を一本化が出来なかった事への厳しい叱咤があり、私どもの会の力不足を痛感致しております。しかしアンケートに綴られた「それでも一本化を諦めない」という思いが皆の総意であり、改めて、杉並区民の野党候補一本化のお願いをさせて頂きます。

 

 私たちは今、非常に大きな危機に直面しています。それは、与党あるいは第二与党による圧力や、「こんな人達」と市民に対して線引き、排除する様な価値観によってではなく、「こんな人達」側に共に立ち、少なくともここ2年間、年齢や思想や支持政党などのくくりを超えて手を携え、互いに信頼し活動して来た仲間同士の関係において、分断されてしまう可能性を強く危惧しています。

 

 昨夜の集会にて客席から出た「なぜ今日になって一本化出来ないのか」「政党じゃなく@杉並自体が統一候補を決めないのはなぜか」「そんなのんびりしてて本気でやる気があるのか」等のいらだちの声は、打倒安倍政権を強く願う杉並区民の偽らざる本音と言わざるを得ません。私どもは杉並区において現在賛同者 560 名、日々学習会や街宣など精力的に活動して参りましたが、この選挙に至る迄により多くの区民へ支持を広めるに至らなかった事には、忸怩たる思いです。しかし一方で、この活動が、普通の市民が、市民の方を向いた政治の為に声を上げる事は、本当の民主主義を築く為に必要な一歩、過程である事は疑いありません。

 候補者一本化が実現しない場合、我々の、杉並区民の思いを無に帰す事は、近い将来より厳しさを増す与党を始めとした改憲勢力と対峙する為の市民の大事な力をそぐ事になり、全体図構造として与党勢力を利する事になるのではと心配でなりません。

 

 @杉並は、立憲主義に基づき、国民の暮らしを守る新しい政治を選べるように、最後まで諦めずに東京 8 区一本化の要請を致します。

 @杉並には市民だけでなく、 超党派(共産党、民進党、生活者ネットワーク、緑の党、無所属)の都議会議員、区議会議員 17 名も参加しています。その議員達と市民が一丸になり、この選挙を戦うことが、私たちの合言葉「政治を変えよう 杉並から」の第一歩であり、今後の杉並での改憲などをめぐる市民運動の盛り上がりを左右するといっても過言ではなりません。

 衆院選では東京 8 区での市民のこれまでの取り組みを尊重し、直ちに一本化を決定頂けます様、何卒お願い申し上げます。一本化がされましたら、いずれの候補者、政党でも全力で応援いたします。

2017 年 10 年 7 日

自由と平和のために行動する議員と市民の会@杉並

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メール:suginami@j-sugi.net